8つの質問に答えるだけで丁寧な感想文ができちゃう! 「質問に答えて、感想をつくる」フォームで大好きな作品へのエールを送ってみよう
生成された感想文は改変可能。下書き用にも便利そう。
簡単な質問に答えるだけで丁寧な感想文ができるフォーム「質問に答えて、感想をつくる」が公開され、Twitterで注目を集めています。作者はamechantakusanさんです。
最近のTwitterでは「創作物への感想による作者への影響」がさまざまなかたちで話題になっています。しかしいざ感想を送ろうとしても、大好きな作品の作者へ送ることを意識すると「こんな文章でよいのだろうか? 失礼はないだろうか?」と不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。何を隠そう私もそのひとりです……!
しかし「質問に答えて、感想をつくる」フォームなら、丁寧な挨拶(あいさつ)を交えた感想文を簡単に作れます。私も実際に試してみました!
藤本タツキ様
初めまして、突然のメッセージ失礼します。
本日は、チェンソーマン第78話につきまして、どうしても感想をお伝えしたく筆をとった次第です。
こらえきれずに、思わず涙がこぼれました。特に18ページ。1コマ目の台詞はかたちこそあっさりとしていますが、今までに積み重なったさまざまな出来事について考えれば、これほど特別な重みがある言葉は滅多にないと思います。物語全体のエネルギー、そして演出の寂寥感に打ちのめされました。
お忙しいかと思いますが、無理のない範囲で創作を続けていただけると、大変うれしいです。
最後になりましたが、これからも藤本タツキ様のこと、応援しております。乱文失礼しました。
返信、どうぞお気遣いなく。
以上の文章のうち、私が書いた箇所は“1コマ目の台詞は(中略)そして演出の寂寥感に打ちのめされました。”の箇所だけ。丁寧な挨拶はすべてフォームで生成されたものです。
感想文の生成には8つの質問に答える必要があるのですが、うち5つは作品の名前などのシンプルなもので占められています。具体的な感想を求められる質問は「作品を読み終えて、一番に感じたことは?」「特に、どのページ。もしくは、どのシーンが良かった?」「一つ前の質問で上げたページ、シーンのどこが良かった?」の3つのみ。
しかも「作品を読み終えて、一番に感じたことは?」には7つの選択肢が用意されているので、実質的には「このページ(シーン)のここがよかった!」というシンプルな思いさえあれば、誰にでも立派な感想文が作れるのです。ありがたやー!
なお、作者のamechantakusanさんによると、生成された感想文は改変してもよいとのこと。生成される感想文はそのまま送れるしっかりした文章ですが、下書きとして使っても便利そうですね。
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