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「アイマス」などアニメグッズ手掛けたアクアマリンが破産 コロナ禍によるイベント中止など影響(1/2 ページ)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で中国の工場の稼働が止まり、イベントが軒並み中止になる中、先の見通しが立たず資金繰りも限界となりました。
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アニメやゲームのキャラクターグッズを手掛けるアクアマリンが、破産開始決定を受けたと東京商工リサーチが伝えています。
同社は2011年創設で、「アイドルマスター」「Fate プリズマ☆イリヤ」「東方project」などのフィギュアを中心に商品開発を手掛け、「コミックマーケット」「ワンダーフェスティバル」などのイベントにも出店していました。
2017年9月期には売上高約5億700万円をあげていたものの、2019年9月期に赤字を計上し、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で中国の工場の稼働が止まり、イベントが軒並み中止に。先の見通しが立たず資金繰りも限界となり、東京地裁に破産を申請しました。フィギュアの開発卸を手掛ける関連会社イージーエイトも今後、破産申請を予定とのこと。
Twitterでは、同社と仕事をしたことのあるクリエイターのショックを受けたという声や、破産を嘆くファンがみられました。
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負債総額は約4300万円。