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東京都など 初の「熱中症警戒アラート」発表

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 環境省と気象庁が、関東甲信地方で今年から実施している「熱中症警戒アラート」が、初めて発表されました。7日は熱中症に警戒が必要です。

熱中症警戒アラートとは


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 関東甲信地方の東京都や千葉県、茨城県に、初めて「熱中症警戒アラート」が発表されました。7日は、万全な熱中症対策を心掛けてください。

 この熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。(今年の夏から、全国に先駆けて、関東甲信地方を対象に実施しています。)

 熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

 この暑さ指数が、都内や県内のどこかの地点で「33」を超えると予想された場合、都や県単位で、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心掛けてください。

熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は


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 熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的に取るべき行動が4つあります。

  1. 身の回りの気温や湿度、暑さ指数を確認しましょう、「熱中症情報」などのウェブサイトでも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
  2. 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3蜜(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
  3. エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
  4. 「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。

暑さ指数(WBGT)を確認するには

 「暑さ指数(WBGT)」近似値は、「熱中症情報」などのWebサイトでも確認できます。

 気温が同じでも、湿度が高いと、暑さ指数が高くなり、熱中症にかかる人が多くなります。

 過去の統計では、暑さ指数が28を超えると、熱中症患者発生率が、急増しています。暑さ指数28以上では、すべての生活活動で、熱中症の危険性があります。

 暑さ指数が33未満でも、気温や湿度が高いほど、熱中症の危険性が高まりますので、十分お気を付けください。

 関東甲信地方以外では、これまで通り、気象庁が、気温を基準とした「高温注意情報」を発表して、熱中症への注意を呼び掛けています。「高温注意情報」が発表された所も、熱中症の危険が特に高くなりますので、十分な熱中症対策を行ってください。

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