この時代に2ストの新型バイクだとォ!? イギリス生まれのカフェレーサー「The 2 Stroke」に胸が熱くなる(1/2 ページ)
まさか令和にこんなバイクが買えるとは!
年々厳しくなる環境規制によって、いまや絶滅危惧種となっている2ストロークエンジンを搭載した新型バイク「The 2 Stroke」が発表されました。
2020年現在、新車で買える2ストバイクといえば競技用のオフロードバイクが中心。「KTM 150EXC TPI」など一部の車種はナンバーを取得して公道を走れますが、競技志向のオフ車以外で公道走行可能な2スト新車となると、スズキの「TF125」という海外向けに生産されている農業用バイクなど、ニッチなジャンルに限られてしまいます。
そんな中で登場する「The 2 Stroke」は、イギリスの新興バイクメーカー「Langen Motorcycle」が開発。249.5ccの90度Vツイン2ストロークエンジンを搭載します。
最大80馬力を1万1700回転で発生するという高出力かつ高回転型のエンジンで、最高速度は時速140マイル(約225キロ)を超えるそうです。
2ストにはキャブレターかと思いきや、燃料供給はFI式なので気候に合わせて燃調を自分で考えなくてもフルパワーを発揮できます。オーリンズ製サスペンションやフロントダブルディスクブレーキを採用し、車重は112キロです。
令和の時代によみがえった本気の2ストオンロードスポーツバイクというだけでも胸熱ですが、カフェレーサーの本場であるイギリス生まれというのことでデザインにも注目が集まっています。
丸目1灯のネイキッドスタイルに低く構えたセパレートハンドル、スポークホイールなど、往年のレーサーの雰囲気を漂わせつつ、アルミとカーボンを多用した現代的でスタイリッシュなルックスに仕上げられており、まさに「ネオクラシック」と呼びたくなるバイクです。
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