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ペン先の上でも回る ハンドスピナーの仕組みを応用したコマ(1/2 ページ)

約8分間回ります。

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 ちょっと前に流行った回転するおもちゃ“ハンドスピナー”。その軸にも使われている“ベアリング”の構造にヒントを得て開発されたコマ「YenSpin」がいろんなものの上で回せて楽しそうです。Yen Spinは8月16日までクラウドファンディングを実施中




 ハンドスピナー同様に、ボールベアリングを使ったこのコマ。通常のコマと異なり、軸を指で回そうとしても空回りしてしまいます。代わりに、軸を持った状態でコマの円盤部分を回転させると回るという仕組み。手のひらで転がしたり、指ではじくなどして回せます。


手のひらで転がしたり

指ではじくと回せます


これが中心に入っているベアリング

内部構造はこんな感じ

 回転時間は8分ほど。回るのはあくまでも外周のため、軸を持って回転中のコマをいろいろなところに置けるのも魅力です。コマの軸には小さなくぼみが付けられており、これによりボールペンや針金の先にも安定して乗せられます(※回転力がいるので、ある程度の勢いが必要)。



 開発にはヨーヨーの元世界チャンピオンであるTakaさんが参加。ベアリングとはヨーヨーにも欠かせない機構で、もともと回るおもちゃ全般が好きだったというTakaさんは、以前からベアリングを単体ではじいて回す遊びをひそかに楽しんでいたそうです。しかしベアリングだけでは遠心力が弱く、すぐに止まってしまいます。そこで思い付いたのが、このベアリングの外周に重りをつけるという構造でした。


ベアリングをはじいて遊んでいたのがアイデアの元になったといいます

 そんなYen Spinの価格は2750円。クラウドファンディングでは2020円の出資で本体が受け取れる割安なコースも用意されています。配送は10月を予定。

 シンプルすぎるアイデア故になかなか理解が得られず、完成に長年の月日を要したという同製品。ハンドスピナーも見ただけでは何が面白いのかなかなか分からなかったですし、取りあえず一度回してみたくなりますね。

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