新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、「コミックマーケット」をはじめさまざまな同人イベント(同人誌即売会)が延期・中止になっています。そんな状況の中、「オンライン即売会サービス」を使って同人誌即売会をやってみたレポート漫画に「楽しそう」「やってみたい」といった声が集まっています。
レポート漫画の作者は「ドリフェス!」を推すロメオさん(@rmo_caroline)。イベント中止が続く中で本(新刊)が出ず、友人たちに「オンライン即売会やってみたいんだがやらん?」と声をかけたのがきっかけでした。
ロメオさんが使ったのは「pictSQUARE(通称ピクスク)」。「pictBLand」「感想箱」などを運営するGMWのサービスです。オンライン上の会場にアバターで参加でき、出展者(サークル側)は自家通販サービス「pictSPACE」や通販・委託サイトなどを通じて同人誌や同人グッズの頒布ができます(オンラインのため、サークル主不在で頒布が可能)。アバターや店舗(サークルスペース)を独自に飾り付ける機能や、売り手と買い手が会話できるオンラインチャット機能も備えています。
ロメオさんが実際に友人とオンライン即売会をやってみた際には、普段のイベントよりもサークルスペースの設営(設定)に気合が入ったのだとか。「RPGみたい」といった操作感の感想が飛び出たり、「当日限定の無配ペーパーとか登録してもいいかも」「お品書き部分に漫画置いた」「自ジャンルのオンリーやりたい」といったアイデアが出てきたりと、オンライン即売会ならではの楽しさがつづられています。
レポート漫画には「こんなのあるんですね」とオンライン即売会サービスの存在を初めて知った人の驚きの声や、「楽しそう」「やってみたい」といった期待の声が寄せられています。「pictSQUARE」は現在ベータ版のため、サークル参加料や一般参加料無料で利用できます。
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