小学6年生の「手作り魚図鑑」が圧倒的な熱量！　“珍しさ”と“おいしさ”から独自に格付けし書籍化

作者の伊藤くんは漁業関係者も顔負けの知識の持ち主です。

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　魚好きな小学生、伊藤柚貴（ゆずき）くんが描いた『さかな博士のレアうま魚図鑑』が、7月17日に日東書院本社（辰巳出版グループ）から発売されました。

『さかな博士のレアうま魚図鑑』表紙

入手難易度によってA～Fに分かれています

　伊藤くんは福岡在住の小学6年生。2019年8月に「日本さかな検定（通称：ととけん）」の1級（合格率7.7％）に史上最年少で合格しました。同年秋に「サンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃん」（テレビ朝日）で取り上げられ話題に。

　同書には「楽しく魚と触れ合い、おいしく食べてほしい」という思いを込めており、伊藤くんがこれまでに食べてきた400種近くの魚の中から、特におすすめしたい“レアうま魚”196種を収録。「珍しさ（A～F）」「おいしさ（星1～星5）」という2つの基準で独自に格付けしています。

　見どころは、100ページを超える手描きのイラストと説明文。特徴や生息域、食べ方や味の感想などをとにかく丁寧にまとめており、驚異的な“熱量”が伺えます。

伊藤くんのお気に入りナンバーワンは「アイブリ」

ウツボ。色やもようが独特です

リュウキュウヨロイアジ。おいしいそうです

カレイの見分け方

　登場する魚は色や形、名前の面白さなどで分類されており、魚に関する豆知識やコラムも読みごたえたっぷり。「日本さかな検定（ととけん）」の問題に挑戦できるコーナーも用意されています。

魚にとっての縦じま・横じまとは？

シラウオとシロウオの違い　知ってましたか？

　『さかな博士のレアうま魚図鑑』は、B5判／並製／本文160ページ（オールカラー）で、定価は1500円（税別）。小学生から大人まで、それぞれの楽しみ方が出来そうな1冊です。