「破壊者」の異名を持つ仮面ライダーディケイドは「本当に破壊者なのか?」――ディケイドを演じた俳優・井上正大さんが弁護士と共に、門矢士(かどやつかさ)の行動を法解説する動画が話題を呼んでいます。おのれディケイドぉぉぉぉぉ!
YouTubeチャンネル「銀岩塩チャンネル」に投稿されたのは、「本当に破壊者なの?弁護士に士の罪を暴いてもらいました。」という動画。仮面ライダーディケイドの変身者・門矢士が1話と2話でとった行動は、現実世界ではどんな罪に該当するのかを、漫画村の運営者を特定したことで知られる中島博之弁護士と共に検証しています。
中島弁護士はまず、「バイクを運転していますが、井上さんは免許を持っていますか?」「(警察官ではないのに)警察官を装って警察署の会議室に入っていますよね?」などと、士の行動を細かく確認。中島弁護士がどんな罪に該当する可能性があるかをていねいに解説すると、井上さんは「罪を重ねに重ねていますね」とたじたじな表情を見せます。
1話と2話で列挙された門矢士の罪は「建造物侵入罪」「偽計業務妨害罪」など合計5つ。井上さんが「世の中を守ろうとしていたんですよ」「僕なりの世界の救い方、でもダメなんですか?」と必死に反論すると、中島弁護士は「全人類の危機を前にして正しい最小限の行動がとれるかというと中々難しい」と一定の理解を示しつつも、正しく法律に則って世界を救うように諭し、井上さんは「法律大事」と納得していました。
またもしも起訴されたと仮定した場合の起訴状の読み上げも行われ、1話と2話の行動だけでも最長で22年6カ月の懲役刑が科される可能性があると聞くと、井上さんは正座して神妙な表情で聞き入り、「破壊者でございました。申し訳ございませんでした」と締めくくっていました。
門矢士の罪や詳しい法解説は同動画で行われているので、気になる方は「銀岩塩チャンネル」をチェックしてみるとよさそうです。
(Kikka)
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