デジタルマーケティングを手掛けるZo Digital JapanとBonusFinderが「日本人アスリート年収ランキング 2020年版」を公開しました。日本で高額年俸をもらっているスポーツというと野球のイメージが強いですが、トップ1は違うスポーツのようです。
女性スポーツ選手でトップになったのは、テニスの大坂なおみ選手で、年収は約40億円でした。大会賞金のほか、NIKEとのアパレル契約や、15社ものスポンサーからの収入が大きいようですね。なお、大坂選手は世界で最も収入が高い女性アスリートでもあります。
男性トップは、テニスの錦織圭選手。年収は約39億円です。錦織選手の契約スポンサー数は16社。スポンサー契約で得ている収入は35億円だと言われているとのこと。
男性2位は野球の田中将大投手で、年収は約23億3200万円でした。日本で人気が高く、契約更改などの報道もさかんな野球ですが、テニス選手とは大きく差がつく結果となっています。
これは、全世界のテニスの競技人口が1億1000万人(スポーツ・マーケティング・サーベイ調べ)であるのに対し、野球は3500万人(国際野球連盟調べ)であることや、少人数でプレイするスポーツであることが大きく影響していると考えられます。
競技別に見てみると、男女トップ10位にランクインしたアスリートの競技で一番多かったのは、野球で6人でした。2位はゴルフとサッカーで3人、4位はテニスとなっています。
世界的に見ると、年収が1番高いのはやはりテニスのロジャー・フェデラー選手(約114億円、フォーブス調べ)であるもの、上位にはバスケットボールやナショナルフットボールの選手が数多くランクインしており、プロスポーツの人気によって年収が大きく異なることがよくわかります。
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