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「あの人があなたをほめてた」の威力はすごい 漫画家が絵を描くことを好きになったきっかけエピソードがじーんとくる

直接ほめられるより、伝聞で知るほうがうれしいってこと、ありますよね。

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 『漫画 君たちはどう生きるか』(原作:吉野源三郎)を手がけた羽賀翔一(@hagashoichi)さんが、絵を好きになったきっかけを漫画につづり、話題を呼んでいます。漫画を描いてばかりいた子どものころ、“好き”を決定づけた出来事とは?


アイキャッチ 独りで漫画に打ち込んでいたら、思いがけないところから評価が

 鉛筆の粉で手を真っ黒にしながら、独りで黙々と漫画を描いていた小学生時代。ある日の放課後に、羽賀さんは先生に「しょうちゃんは残って」と呼び止められました。


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 自分が何か悪いことをしただろうかと、おそるおそる職員室を訪ねる羽賀さん。すると、先生は「本当はダメなんだけどね……」と、ある書類をないしょで見せてきました。


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 それは同級生のY君が出した、国語のテストの答案。「まるで〜のようだ」の形で文を作る問題に、彼はこう答えていたのです。「しょうちゃんのかく絵はまるでほんとうに生きているようだ」と。Y君は気持ちを直接言わない子だと分かっていた先生は、代わりに羽賀さんへ伝えようとはからったのです。


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 同級生が陰ながら絵をほめてくれていた事実は、きっと羽賀さんに大きな喜びと勇気を与えたことでしょう。脳裏に深く刻まれたこの記憶は、現在も創作の原動力になっている様子。羽賀さんはあのころのように手を黒く染めながら、「ありがとうY君」と感謝するのでした。

 「絵を描くことが好きになるきっかけに恵まれていた」と語る羽賀さんの漫画は広く読まれ、「泣ける」「良いお話をありがとう」と好評。「すばらしい人脈に恵まれて幸せすぎる」「『あの人があなたのことほめてたよ』の威力は本当にすごい」「他人からしたら何の気もないささいなことでも、本人にとって一生忘れられないことってあるよね」など、共感を呼んでいます。

 羽賀さんは現在、cakesで「ハト部」を連載中。ぱっとしない男子学生の日常を描いたスクールコメディです。

作品提供:羽賀翔一(@hagashoichi)さん


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