漫画家ルーツ(おっさん)がふらりとどこかへ行き、自分のことをツインテールのかわいい女の子だと思い込んで漫画にする連載「ルーツレポ」(現在取材は自粛中)。今回はルーツが大学時代に初体験した「クレー射撃」の思い出を振り返ります。
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ルーツ プロフィール
北海道出身の漫画家・漫画原作者。代表作に『てーきゅう』(原作)、『ルーツビア』など。ヤングチャンピオン烈にて、『異世界のトイレで大をする。』連載中。ニコニコ静画で自分の日常を4コマ(実質3コマ)漫画にした『自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。』更新中。中身はビール好きのおっさんです。
編集雑記
クレー射撃は「クレー」と呼ばれる素焼きの皿を鉄砲で撃つ競技。オリンピックなどで見たことはあってもなかなか実際に触れる機会は少ないスポーツですが、ルーツは大学で見かけた「クレー射撃部」に興味を持ち入部してみることにしたそうです。こういう着眼点、ルーツは昔から人とちょっと違いますね。
鉄砲を使うだけあってスタートまでのハードルが高いのも特徴。警察署への申請、講習、教習射撃、身辺調査などを経てルーツが鉄砲を所持できたのは入部から8カ月後のことでした。「面白そう」というゆるい動機で始めたルーツはめんどくさがってなかなか鉄砲所持までいけず、一度退部になりかけたそうです。
クレー射撃にはクレーの射出方法や射撃位置などが違う「トラップ」「スキート」といったいくつかのルールがあります。ルーツが初めて体験したのは、自分の声で合図を出すとクレーがランダムに飛び出す「トラップ」。なお、めちゃくちゃ「当たらんなあ」とぼやく結果になったもよう。
フォームを修正すると上達を感じるなどは普通のスポーツと同じですが、1回射撃場に行くだけでも1万円前後〜(弾代、皿代、場所代など)とかなりお金がかかるためなかなか長く続けるのは難しかったとのこと。ちなみに大会や合宿を通してできた友人は今でも一緒に花見などに行く仲(関連記事)で、青春時代のいい部活体験となったようです。
『異世界のトイレで大をする。』3巻発売記念特別レポ
ルーツ先生の大人気トイレ漫画『異世界のトイレで大をする。』3巻が9月17日に発売します。記念の特別レポ漫画を描いてくれたのでこちらも合わせてどうぞ。
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