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「ガスト」「バーミヤン」などのファミレスチェーンを展開するすかいらーくホールディングスは9月10日、株主優待制度の変更を発表。すかいらーくは、株主優待として食事代を支払える「株主優待カード」を年に2回配布していましたが、その額面が大幅に引き下げられることが分かりました。
今まで、300株以上では9000円分+1万1000円分の計2万円分の株主優待カードがもらえましたが、変更後は5000円分が年2回に。株主優待カードの額面は、100株では約30%の減額、その他は約50%の減額といずれも大幅に減額されています。
この発表を受けTwitterでは株主を中心に「すかいらーく」が話題に。「ついにこの時が来たか…」「思わず全て売却してしまいました」など、悲しみの声が上がっています。
また、11日には株価が前日比13%安の1472円まで下落。個人投資家を中心に、株主優待カードの減額を嫌気した人の売りがかさんだようです。
すかいらーくホールディングスは、外出自粛などの影響を受けて業績が悪化。2020年12月期の第2四半期の連結業績は四半期純利益189億2800万円の赤字となっています。
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