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英国を拠点とするアーティストのジェイムズ・クックさんが、タイプライターで記号や文字をタイピングして描くタイプライターアートが、クオリティーの高さで感嘆の声を集めています。
ジェイムズさんが使用しているのは電気式ではなく年代物の手動式タイプライター。外でのスケッチに通常なら画材を持って行くところを、ジェイムズさんの場合はタイプライターひとつ持って外でスケッチすることも……。
ジェイムズさんは、@@@や$$$などの記号や文字を組み合わせてタイピングし、英セントパンクラス駅といった歴史的建造物や肖像画などを丁寧に描いています。
年代物のタイプライターで描いているためか、肖像画などは趣のある作品に仕上がっているように感じられます。ジェイムズさんは右手でキーを叩きながら、左手で紙を操作し打ち込まれる文字の位置を調整して巧みに描いていきます。
ジェイムズさんが依頼を受けて描いたある女性の肖像画は、大きさが幅が891ミリメートル、横幅が1189ミリメートルにも及びます。タイプライターの用紙を3枚に分けて描いた大作で、1カ月以上もかかったそうです。
作品を間近で撮影した動画を見ると、アットーマーク(@)やスラッシュ(/)が無数にタイプされているのが分かります。現在23歳の若きアーティストであるジェイムズさんのもとには、本やアルバムのカバーにタイプライターアートを採用したいと申し込みが舞い込んでいるようです。
画像提供:James Cookさん(Webサイト/Instagram)
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