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「ドコモ口座」不正利用、被害額2542万円に拡大 ドコモ口座停止は「考えていない」

チャージ停止銀行は22行に。

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 NTTドコモは9月14日、「ドコモ口座」不正引き出し問題についてオンライン説明会を開催し、被害額が2542万円に拡大したことを明らかにしました。


被害状況

 10日の会見では同日正午時点での被害件数は66件、被害額は約1800万円となっていました。14日の説明会では、被害件数は120件、被害額は2542万円に拡大。チャージ停止銀行は22行に上っています。

 また実施済みの措置として、銀行口座登録の申し込みを停止(10日に実施)し、不正利用が疑われたドコモ口座を停止し、12日から専用のコールセンターを設置したと報告しています。

 今後に追加対策としては、銀行口座登録時にオンライン本人確認「eKYC」を実施するとともに、登録済みユーザーにもあらためてeKYCでの確認を実施するとしています。銀行と連携し、疑わしいチャージ履歴が検出された口座への個別対応もするとしています。


実施済み対応

追加対策

 ドコモ口座を止めないのかという質問に対しては、正常な状態で利用しているユーザーがいるためサービスを止めることは現時点で考えていないと回答。不正利用の被害がどんどん拡大していくのであれば停止を考えなければならないが、現時点ではそこまで拡大しているという認識はないと述べていました。

(画像は説明会から)



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