夫が突然「会社しんどい」とこぼしたら? 夫妻の「心の助け合い」を描いたエッセイ漫画に胸キュンが止まらない(1/2 ページ)
無理しないで、辛くないやり方で生きるのが一番。
パートナーが落ち込んでいるとき、あなたならどんな声をかけますか? 漫画家の雪わいこ(@waiko084)さんが、パートナー・ヒトミさんが転職したときのエピソードをエッセイ漫画にしています。
わいこさんとヒトミさんが結婚して間もないある日。会社から帰ってきたヒトミさんを、わいこさんはいつものように笑顔で迎えます。しかしヒトミさんは元気がない様子です。わいこさんがそっと近づくと、ヒトミさんは布団の上でうなだれ、ぼそっと「会社しんどい」とこぼしました。
普段は弱音を吐かないヒトミさんがつぶやいた愚痴に、わいこさんは事態の深刻さを感じ取ります。ヒトミさんは「結婚したばかりで不安にさせてごめん」「わいこを守る責任があるのに オレ頼りないな」と、仕事に苦痛を感じている自分を責めてしまっていました。
しかしわいこさんは「責任とか…。 知らんわー!」とその自責を跳ねのけます。そして「結婚は助け合いでしょうが!!」と啖呵を切り、「ヒトミさんの人生なんだから 転職なりなんなり好きにしなよ」と、どんな選択であっても受け止めることを約束したのです。わいこさんに背中を押され、ヒトミさんは転職を決意しました。
それから1年後……。ヒトミさんはフリーランスに転身し、自宅を拠点に仕事をこなすようになりました。会社員だった頃より稼ぎが減ったこともあり、フリーランスでいることにはまだ少し迷いがある様子ですが、わいこさんは「いいじゃんいいじゃん 楽しければ」と、とても肯定的です。
わいこさんにとっては、以前より収入が減って生活水準が落ちることよりも、ヒトミさんが活力を失っていることのほうがよほど辛かったのでした。
「あなたがいつも笑顔でいてくれるのが一番だよ」。わいこさんはそう言ってから、照れ隠しに思い切り笑います。笑っているわいこさんを見ていると、ヒトミさんも「わいこが笑ってるならいいか…」と、自分の選択が間違っていなかったように思えるのです。
作品には、「すばらしい愛の形」「この2人の幸せさになぜか涙が出てくる」「お互いが幸せならそれが最高だよなぁ」など、わいこさんとヒトミさんの愛に胸を打たれた人からのコメントが数多く送られました。おふたりの関係を見ていると、なんだか周囲の人に優しくしたくなりますね!
画像提供:雪わいこ(@waiko084)さん
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