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「人が買ったカレーを盗むな!」嫁姑の“カレールー事件” 妻に出ていかれた相談者は挽回できるのか「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

「人が買ったカレーを盗むな!」夫両親と同居の妻が残した怒りのメモ……。

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 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月〜金曜11時〜)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは9月16日(水)放送の玉置妙憂パーソナリティー回。

 嫁姑問題で家を出ていってしまった妻に戻ってきて欲しいという相談。

テレフォン人生相談

妻を激怒させたカレールー事件

 相談者は50歳男性。妻46歳。娘21歳。息子17歳。相談者の両親と同居していたが1カ月前より別居中。

 「よくある嫁姑問題で妻が3日前に家を出て行きまして。その1カ月前に私の両親が隣町に空き家を借りて、そちらの方に引っ越したので、現状としては娘と息子と3人で暮らしてて、今後どうしていったらいいかっていう相談なんですけど……」

 そもそもは4年半前。新居を建てて相談者の両親との同居をスタートしたものの、妻と母親の折り合いが悪く、すぐに「顔も合わせたくない」状態になってしまったという。

 「特に妻の方が毛嫌いしてしまって。二世帯住宅じゃないのでキッチンひとつ、お風呂ひとつということなので、お互いが鉢合わせないよう、タイムスケジュール表なんかを作りまして……」

 キッチンや風呂を使うスケジュールを組むことで、なんとか顔を合わせないようにする。そんな生活をなんと4年間続けてきたが、2カ月前に決定的な事件が起こってしまったようだ。

 「妻がカレーをこしらえてまして、カレーのルーだけをフタの上に置いて。その後、ウチの母親が夕ご飯を作るのにキッチンを使いはじめましたところ、食品庫の整理をしはじめて、カレーのルーをですね、自分(姑)の食品庫の中にしまっちゃったんですね」

 ひとつのキッチンを、顔も合わせたくないふたりが共用していたら起こりそうな事件ではあるが、料理中に「買っておいたはずの材料がない!」というのは確かにイラッとする。

 「妻がそれに対して激怒して、『人が買ったカレーを勝手に盗むな』とメモに書いてですね、その食品庫のとこに貼ったわけなんですよね」

 その時期、相談者自身も妻とケンカ中で、2カ月くらい口をきいていないような状態だったため、母親からメモの件を聞かされて激怒。

 「『今回の件はオレがもう許さない』……というか、夫婦生活を24年もやってきますと、いろいろと私自身フラストレーションも溜まってたりなんかもしましたし、『出てってくれ』と」

 相談者はLINEでメッセージを送ったそうだが、なんとそのあて先は子どもたちも入っている家族のLINEグループ。そんなやり取りを見せられる子どもたちの気持ちよ……。

 妻からは冷静に「ああ、分かりました。じゃあ離婚に向けて。ただ、別居するにしてもすぐにアパートは探せないので、今しばらく待ってください」と返信があったという。

 これに慌てた相談者は、両親に「もう一緒に住まない方がいいから」と提案。1カ月前に両親は引っ越していったが、妻は断固として「この家にはいられません、出ていきます」の一点張り。

テレフォン人生相談

 「私の方は、『今回のメモの件を反省してくれるんであれば、やり直したいんだけど』っていう話はしました」

 子どもたちも泣きながら「離婚はしてほしくない」と説得したものの、結局、妻は「財産分与を含めて考えてください」と言い残し、3日前に家を出ていったという。

 「あなた様自身はやり直したい。一緒にやっていきたいっていうお気持ちがあって。どうしたら戻ってきてくれるものだろうかというご相談でよろしいでしょうかね?」

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