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アニメ「カードキャプターさくら」のさくらカード54枚を全て立体化したファンアートが愛を感じると話題です。
制作したのは、台湾出身で台北在住の緑川奈央(@ryouji1620)さん。立体化したさくらカードを全部並べた写真は壮観で、一つ一つ見ていくとその作業の膨大さを感じて圧倒されます。立体表現も思った以上に細かく、眺めているだけで感動します。
こちらはシャドーボックスと呼ばれるアート表現で、複数枚のカードを使い、細かくパーツごとに切り貼りして重ねていくことで立体的に作っています。中でも、たくさんの葉をまとったような女性が描かれた「樹(ウッド)」のカードでは、203ものパーツ数になり、製作時間は約9時間もかかっているとのことでした。
ちなみに一番好きなカードは、劇場版に登場する最後のさくらカード「希望(ホープ)」だそうです。
使用している主な道具は、カッターマットとデザインナイフ、定規にピンセット。他にも切断面を塗ったりするための筆ペン(油性の黒)や、重ねる際に使うスポンジ両面テープ、スパチュラ(へら)、瞬間接着剤、木工用ボンドも。また見た目を良くするために、面相筆(細長い筆)、UVレジンやUVライトも使っているようです。
作者の緑川奈央さんはポケモンカードや遊戯王カードでもシャドーボックス作品を作っているほか、プラモデル(ガンプラ)や、切り絵でのファンアートも制作。作品はTwitterやInstagram(@naomidorikawa)で見られ、またYouTubeでは制作過程なども公開しています。
「ブラック・マジシャン・ガール/遊戯王」のシャドーボックス制作過程
「さくらカード」の立体化作品の一部(作・緑川奈央さん)
画像提供:緑川奈央(@ryouji1620)さん
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