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『鬼滅の刃』20冊を盗まれた温浴施設が“炭治郎流”の訴えで話題 「誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような」(1/2 ページ)

山口県山口市「おんせんの森」に取材しました。

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 人気漫画『鬼滅の刃』既刊20巻を丸ごと盗まれてしまった温浴施設のツイートが注目を集めています。被害に遭ったのは、山口県山口市にある「おんせんの森」。警察に通報はせず、同作中の台詞「誰かが道を踏み外しそうになったら 皆で止めような」を引用し、自発的な返却を呼びかけました。




 注目を浴びたのは、9月25日に投稿されたツイート。利用者が漫画を楽しめるリラックスルームから『鬼滅の刃』が盗まれたと報告し、「間違って持って帰ってしまったという人はコソっと元に戻しておいてほしい」と訴えました。

 「おんせんの森」の担当者はねとらぼの取材に対し、「コロナ禍でお客様が減っている中で、このような被害に遭い心を痛めています」とコメント。そのうえで「盗んだ方の良心を信じています。返却していただければそれで手打ちにしたいです」と考えを述べました。

 引用された台詞は盗まれた20巻より後に登場するため、ツイートを見た犯人が真意に気付いていない可能性もあるでしょう。おんせんの森は数日間、監視カメラの確認など犯人の特定につながる行動を控える意向です。

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