2ドアSUVスタイル ホンダ、新型EVコンセプトカー「Honda SUV e:concept」発表 北京モーターショーで初披露（1/2 ページ）

スタイリッシュでカッコイイ。

[志田原真俊，ねとらぼ]

　本田技研工業（ホンダ）は、2020年北京モーターショーで、次世代EV（電気自動車）のコンセプトカー「Honda SUV e:concept」を発表しました。

Honda SUV e:concept（写真：本田技研工業、以下同）

　Honda SUV e:conceptは、中国市場向けとしては初投入となるEVの発売に向けて（注：中国ではHonda eは未発売）、方向性を示すために作られたコンセプトカーです。

　世界的な傾向でもありますが、かつてはセダン人気が高かった中国でも、近年はSUV（スポーツタイプ多目的車）の人気が急激に高まっています。これを受けて、SUV型の純電気自動車の開発を進めているようです。

2ドアのクーペフォルム

SUVとしては車高が低めで、大径タイヤの力強さが際立ちます

　Honda eより前後のオーバーハングが長く、SUVとしては車高が低いこともあって全長が長く見えます。流行のSUVクーペに意外な2ドア仕様、伸びやかで流麗なスタイリングとなっています。

　スペックなどの詳細は現時点では公表されていませんが、次世代版「Honda SENSING」やAI支援機能、スマートフォン連携などの先進機能が盛り込まれます。

CR-V PHEV

　このほか、中国ホンダ初のプラグインハイブリッド車「CR-V PHEV」や、より複雑な走行状況に対応できる安全運転支援システム「Honda SENSING」次世代版のための「全方位ADAS」など、電動化や先進安全技術を中心とした展示が行われます。