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BMWが9月23日(現地時間)、究極とうたう「M」の名を冠したモンスタースポーツバイク「M1000 RR」を発表しました。パワーウェイトレシオ「1」を切る怪物仕様です。
M1000 RRは、同社製バイクで初めて「Mシリーズ」の名が付けられた高性能モデル。SBK(スーパーバイク世界選手権)のホモロゲーションモデルであるS1000 RRをベースに、さらなるサーキット走行性能を追求したチューニングを施して誕生しました。
エクステリアには、カワサキ「Ninja H2」(関連記事)やドゥカティ「パニガーレV4R」(関連記事)などの高性能モデルでもおなじみの「(カーボン製)ウイングレット」を新たに備えてダウンフォース(と見た目上の迫力)を強化。パワートレインもS1000 RRの999cc直列4気筒ユニットをチューニングし、最大出力212馬力(156kW)、最大トルク11.5kgf-m(113Nm)まで出力を高めています。
車体重量は約192キロで、運動性能の高さを示す指標となるパワーウェイトレシオ(車重を出力で割った値)はF1マシンに迫る「0.9」。静止から時速100キロまで3.1秒で到達する加速性能を持ち、最高速度はサーキット走行用ギア装着時で時速315キロに達します。
車体サイズは2073(全長)×848(幅)×1197(高さ)ミリ。日本発売時期や価格は2020年9月末時点で未定、後日告知予定としています。ベースモデルのS1000RRは231万3000円(税込)からなので、それ以上になることは間違いないでしょう。しかしスゴいですね……。
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