任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森(以下、あつ森)」を始めたら、現実の部屋にある鉢植えを買い換えたくなったエッセイ漫画が「ステキな話」「すごくわかる」と共感や好きの声を集めています。
投稿したのは、takamori(@em0z)さん。全てをやり直したいと感じていた3月ごろ、ちょうど発売された「あつ森」を始め、“なにもないから、なんでもできる”そのゲームに心をとかされます。
ゲーム内の部屋に置ける家具がそろってきて、模様替えなどでいろいろ楽しみだしたころ、takamoriさんは「そういえば、うち(現実)の植物ってどうなってたっけ……」と、ふと思います。「今まで気づかなかったけれど、これもっとかわいくなるのでは?」。
そして、あつ森の家具選びで「(鉢が)地面と色が近くて目立たないな。黒いの欲しいな」と感じた経験から、現実の鉢も床の色に合わせて変えてみることに。ネットでいろいろ迷いながら鉢を選び、ホームセンターに足を運んで土も買ったら準備完了。早速植物を新しい鉢に植え替えてみると、その少しの変化で「ちょっと部屋になじんだ……!」とうれしくなります。
takamoriさんは他にも、初めて「赤い靴下」を買ったり、商品のカラーバリエーションの多さに目がいったり、今度は「カーテン変えてみるか」と思ったり。あつ森をプレイする以前より、生活の中で色を意識することが増えたといいます。今はそんな“新しい視点”を楽しみつつ、ゲーム中の砂浜を見て地元の海を思い出し、「またいつか海に行きたいな」と、現実の未来のことを考えるのでした。
あつ森がきっかけで現実の暮らしや視点が広がった経験に、Twitterでは「めっちゃわかります」と共感の声が多く寄せられ、「僕も初めて植木をかいました」「現実でも服とか靴とかバッグとかよく買うようになった」といった声も。また「ファッションセンスをほとんどどうぶつの森で鍛えた」や「植物の名前にも詳しくなった!」なんて声もあり、さまざまな影響を与えているのがわかります。
takamoriさんはTwitterやInstagram(@takam0ri)でたくさんのイラストなどを公開中。またこれまで公開された漫画はnoteで読むことができます。
画像提供:takamori(@em0z)さん
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