赤ちゃんたちがもしヤケ酒ならぬヤケミルクを飲んだならば……赤ちゃん目線でママやパパへの思いや愚痴を屋台で言い合う姿を描いた漫画「屋台ヤケミルク」シリーズがかわいくてほっこりします。作者は、はみだしみゆき(@HamidashiMiyuki)さんです。
のんちゃん、モモちゃん、大将をはじめとした赤ちゃんたちが登場する「屋台ヤケミルク」シリーズはすでに100話以上のエピソードがあるのですが、今回はその中から5つほどご紹介します。
まず1つ目は、屋台に集まった赤ちゃんたちが離乳食の話をしています。のんちゃんが「なあ、モモコって何期?」と聞くと、モモちゃんは「モグモグ期」と答えます。それを聞いたのんちゃんは「まじか!じゃあ、アレ食べられるじゃん。納豆!」と羨望のまなざし。モモちゃんは「まあね大人の味よ」と余裕の表情です。
のんちゃんが自分はまだゴックン期で乳以外のものには慣れず残してしまうことがあるのだと話すと、カミカミ期の大将は「そんな時もあったな」と、のんちゃんの話を聞いて懐かしく感じているのでした。赤ちゃんたちがこんな風に離乳食で自分の成長を感じているとしたら……かわいすぎます!
他のエピソードでは、赤ちゃんたちがパパに愛嬌を振りまくのは大変だという話をしています。朝急に現れて体中スリスリしてきたり、お腹空いて泣いてるのに変顔して笑わせてきたり……そんな自由なパパのこと、赤ちゃんたちは、なんやかんや言って「好き」みたいですね。
また、ある日は初めて買ってもらったくっく(靴)を履いて、屋台に店に来たのんちゃん。ひとしきり自慢すると「もう帰らねぇと!」と去って行くのですが、そこには片っぽくっくが悲しく残されていたのでした。子どもの靴って気付くと片っぽ無くなってたりしますよね。あるある!
別のエピソードでは「なんか最近忙しくてさぁ」と愚痴るのんちゃん。なぜかというと、パパが買ってきた加湿器の後ろについているふわふわの紙(使い捨てフィルター)をはがしたり、ティッシュを使いやすいように出しておいたり、ママが洗濯物を積んでつみきしているのも倒しておかないといけないから。あれってお仕事だったのね。使命感を持ってやっているなら仕方ないかな……。
最後にご紹介するのはママとのかわいいやり取りのお話です。屋台でのんちゃんがミルクを飲んでいると、モモちゃんに「なんだかうれしそうね」と声をかけられます。のんちゃんは、ママに「でゅ」と言ったら、ママも「でゅ」と返してくれたのだと話します。
ママが自分のことをそんなに思ってくれているなんて……と照れるのんちゃん。モモちゃんと大将も「よかったね」「両想いね」と口々に一緒に喜んでくれたのでした。おしゃべりできない赤ちゃんとも、実はこんな風に分かり合えているのかもしれませんね!
時には自分の成長の変化に戸惑いながら、ママやパパへの愛情を屋台で語る赤ちゃんたち。赤ちゃん目線の愚痴が「本当にこうなのかな」と思えてほっこり。あまりにもかわいかったので、100話以上を一気読みしてしまいました。みんな、すくすく大きくなーれ!
この漫画の読者からは「赤ちゃんの視点から考えるのもおもしろいですね!だからティッシュ延々と出すのか..」「やばい.......可愛い.......!!屋台ごと買い取りたいです〜」「屋台ヤケミルク最高です これからも楽しみにしてます」など赤ちゃんたちのかわいらしさの虜になったというコメントが寄せられています。
「屋台ヤケミルクシリーズ」はTwitterのモーメントでまとめて読めます。また、今回ご紹介した赤ちゃんたちのLINEスタンプ「屋台ヤケミルク」が発売中です。
画像提供:はみだしみゆき(@HamidashiMiyuki)さん
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