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ジャニーズ事務所は10月19日、有料動画配信サイト「Johnny’s net オンライン」の映像を違法に販売・配布する事案について声明を発表し、厳しく対応していくと姿勢を述べました。
「Johnny’s net オンライン」は、コロナ禍で開催が難しいコンサートや演劇公演に代わり開設された動画配信サービス。声明によれば、同サービスで配信された映像をインターネット上で売買及び再配信している事案が多数確認されているといいます。
ジャニーズ事務所は「音楽や映像を違法にアップロードすること、あるいは違法にアップロードされていると知りながら入手することはいずれも違法行為であり、場合によっては厳しい刑事罰が科せられることとなりますので絶対にお止めください」と述べ、違法行為については発信者情報開示請求を行い厳しく対応していく姿勢を示しました。
声明文には「私達は、大多数のファンの皆様の環境を大切にしていきたいと考えておりますので、ごく一部の違法行為を行う方に合わせて、今回の対策のために利便性や品質を下げてまでルールや仕様そのものを変更することはせず、該当する方に対して厳正な措置を講じてまいります」とファンに向けたメッセージも記されており、Twitterでは「見るべき人に届いてほしい」「ルールを守っているファンとして感謝」と対応を称賛する投稿が散見されます。
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憤る生徒も。