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「もうじき溶けきる入浴剤」「バターをのばすほど深まる食パンの穴」 日常の“あるある”を再現する工作本『ヘンテコねんど教室』が登場

ほかにも、「トウモロコシのはじっこ」や、「雑に脱いで輪ゴムみたいになった水着」などの作り方が分かりやすく解説されています。

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 「もうじき溶けきる入浴剤」をはじめ、さまざまな日常の“あるある”を再現している造形作家、しばたたかひろ(@iine_piroshiki)さんの粘土細工が本になりました(関連記事)。『ヘンテコねんど教室』として、マイナビ出版より11月26日に1285円(税別)で発売されます。


ヘンテコねんど 『ヘンテコねんど教室』書影

ヘンテコねんど 粘土細工の作り方が詳細に

 しばたさんが作品の作り方を、写真入りで分かりやすく紹介する工作本。使用する道具や粘土の分量、完成時のサイズ感など、制作に必要な情報も詳細に記されています。


ヘンテコねんど 工程をながめるだけでも楽しい

 作品のモチーフは「(空気が抜けているので)選んではいけないボール」や「バターをのばすほど深まる食パンの穴」など、どことなく切ない現象ばかり。「(強引に脱いで輪っかのようになった)授業後の水着」のように郷愁を誘うものも多く、大人も楽しめそうです。


ヘンテコねんど 冷えたバターを押しつけたらめりこんでしまったトースト

ヘンテコねんど トウモロコシって、先っちょに近づくほど粒がおいしくなさげに見えることありますよね

ヘンテコねんど 食べたあとのぬけがらを山に交ぜるイタズラ

ヘンテコねんど 靴底の溝が連れてきちゃったお友だち

ヘンテコねんど 肌に貼り付いてなかなか脱げなくて、くるくるしちゃったやつ

 しばたさんに聞いたところ、コンセプトは「他の工作本にはない体験ができる本」とのこと。「かっこいい」「おしゃれ」「実用的」といった要素がほぼなく、「普段なら絶対に作り方を教えてもらえないモチーフばかりです」と、作者がアピールするユニークなこの工作本。Twitterでは「地味にワクワクする」「遊び心がいい」「わかりみがある」と好評を博しています。


画像提供/協力:しばたたかひろ(@iine_piroshiki)さん

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