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でっかい車体とマッチョパワー、でも鮮やかおしゃれなカラーリング! インドに鉄道ファン待望のインド製新型電気機関車が登場しました。
鉄道系YouTubeチャンネルMinistry of Railways - Indiaで、注目の新型機関車「WAG12形電気機関車」の勇姿を楽しめます。WAG12形は2018年に試作機が登場し、2020年にビハール州の工場で量産が始まったばかりの最新型です。
WAG12形はフランスの鉄道車両メーカーであるアルストムと、インド国鉄が出資する車両メーカーが製造を担当。アルストムの電気機関車ブランド「プリマ」をベースに、インド国鉄の要件や気候条件などを反映して設計されました。
車体カラーは鮮やかブルーでとても爽やか。側面に描かれるヒンディー語と前面に掲示する国旗がインドの車両であることを雄々しく示しています。
WAG12形機関車は出力を上げるために「2車体連結」で1両扱いとなります。日本の電気機関車EH500形などと同じ構成です。
この2車体連結のパワーを生かし、最大6000トンもの重量の貨車をけん引する能力を持ちます。日本で最強クラスとされる大出力機関車で約1300トン(コンテナ車26両)〜1600トン(コンテナ車32両)なので、それよりすごい強烈な図太いパワーを持つことが伺えます。
動画には「カラーリングがいい」「ついにインドでも最新型の車両が。見られてうれしい」など、新型機関車の登場を歓迎する鉄道ファンのコメントが寄せられていました。
WAG12形は今後、800両の製造を予定。急成長するインドの物流そして経済をけん引するこの新型機関車の活躍に期待です。
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