「隠れて食べてね」「こくり……」　3兄弟のおやつ争奪戦に敗れた4歳児の漫画が予想外の展開に（1/2 ページ）

おやつの恨みはおやつですぐ晴れます。

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　6歳・4歳・2歳のお子さんを育てる漫画家・まりげ（@marige333）さんが、3兄弟のおやつ争奪戦について漫画にしています。これは荒れるよね。

これは兄弟あるあるだ……！

　おやつとして3兄弟にりんごを出したまりげさん。「みんなで食べてね～」と声をかけたものの、長男・あんちゃんと三男・さんちゃんがすごい勢いで食べきってしまい、次男のぽんちゃんは少ししか食べることができませんでした。

　「ごちそうさまでした～!!」と満足気に去っていくあんちゃん・さんちゃんに対し、ぽんちゃんは空っぽになったお皿を抱いて「ぼくだけちょっとしか食べられんかったー!!」「もっと食べたかったァァァ」と号泣してしまいます。

　泣いて悔しがるぽんちゃんをなぐさめるべく、まりげさんはそっとぽんちゃんに「こっちにおいで……」と声をかけました。「これはお母さんが隠しておいた特別なおやつなんだけど……　ぽんちゃんにあげるよ」。そう言ってシャトレーゼのかりんとう饅頭（まんじゅう）を差し出したのです。おいしいやつだ！

　もちろんあんちゃんとさんちゃんには内緒です。「内緒だよ　隠れて食べてね」と念を押すと、ぽんちゃんは何か重大な使命を帯びたかのような神妙な表情でうなずきました。そしてかりんとう饅頭を握りしめ、別のお部屋に飛び込むと、扉をしっかり締めたのです。徹底している……！

　しばらくすると、「バンッ」と大きな音を立てて扉が開きました。思わずびくっとしたまりげさんですが、出てきたぽんちゃんは、非常に満足気な顔をし、にこにこ笑顔に戻っています。口の周りにはまだ饅頭のかけらがついていましたが、すっかりご機嫌の治ったぽんちゃんに安心したまりげさんなのでした。よかったね、ぽんちゃん！