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【限界徹夜の体験談】3日完徹してから飲食店のアルバイトに → お客さんと幻覚の区別がつかなくなっていた……というお話(1/2 ページ)

幻覚に惑わされながらのお仕事。

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 「徹夜はやめとけ」「寝たほうが良い」とよく言われますが、なぜなのか。それを考えるために、ねとらぼ読者から「限界まで徹夜でしてアカンことになった体験談」を聞いてみようという連載企画です。今回は「3日間完徹してアルバイトに行ったら、窓の外にヘンなお客さんがいて……」というお話を伺いました。

「外に出たら、そこには誰もいませんでした」



 20代前半のころに、3日間ほど完徹(仮眠なし)で遊んだときのお話です。当時、私は飲食店でバイトしており、その徹夜を超えて4日目となる日も、朝9時から出勤でした。

 10時の開店前から、その店舗の窓の外にずっと立って待っている客がいて、茶色のコートを着て、ポケットに手を突っ込んでいるのが見えました。しかし、開店しても入ってきません。様子を見に外に出たら、そこには誰もいませんでした。

―― 幻覚でしたか。

 「おかしいな、見間違えか?」と思っていたら、女性と男の子の親子らしき2人組が来店し、四人席に座りました。声掛けをし、お茶の用意をした私が席に向かうころにはお子さんは離席していて、「お手洗いかな?」と思っていました。

 その後、女性が食べ終わり、会計をするまで男の子は戻ってきませんでした。他の店員に確認すると「え? 最初から1人だったよ」とのこと。

―― また幻覚ですか。

 こんな調子で、お客さんの幻覚は定時の15時になるまで現れ続けました。

 当時、朝まで飲んでバイトに行って……ということ自体はよくやっていましたが、ここまで寝なかったのは初めてのこと。妙に頭が冴えていて「自分は今眠いんだ」という自覚はなかったのですが、おそらく眠かったのだと思います。

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