南海電鉄のホテルに特別客室「トレインルーム」登場 運転シミュ遊び放題で「眠れそうにない」「楽しそう」(1/2 ページ)
ソファは「特急サザンのクロスシート」、マスコン付きの本格鉄道シミュレーター「やり放題」!
大阪市のホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」に10月26日、南海電鉄プロデュースの特別客室「トレインルーム produced by NANKAI」が登場しました。南海電車の特急「サザン」で利用されていたクロスシートや運転シミュレーター、壁一面の「ラピート」巨大写真、鉄道部品の数々を配備。「鉄分が濃い」特別なしつらえに注目です。
フレイザーレジデンス南海大阪は、南海電鉄が業務委託する中長期滞在者向け宿泊施設。今回の特別客室「トレインルーム」は短期滞在の旅行者/家族層獲得の新たな施策として、同ホテルで最も広い、ベッドルームが2つ、トイレ・バスルームも2つある「2ベッドルームタイプ」(約77平方メートル)の客室をまるっとガチな南海電車仕様に仕立てました。
早速、各部屋と設備をじっくり見ていきましょう。
鉄旅気分でくつろげるリビング、「特急サザンのクロスシート」を設置
リビングルームには、難波と和歌山を結ぶ特急「サザン」のシートをクロスシート配置で設置し、旧塗装復刻版サザンの大きな写真を壁紙に使用。座るだけでサザンに乗っている気持ちになり、のんびりくつろげそうです。
部屋にはプラレールや鉄道関連のDVD、本などもたくさん配備。テツな人はもちろんですが、広い部屋なので家族で泊まって楽しむにもバッチリな工夫が要所にあるようです。ファンも家族も、これでテツ分をたっぷり補給できますね。
これは寝られない……!! まくら元に「ラピート」、そして「本気モード」な鉄道運転シミュレーター
ベッドルームにも注目です。壁一面にドドンとラピート。かなりの大きさで、迫力たっぷりです。そしてベッドの横には鉄道運転シミュレーターを配備します。
このシミュレーターは実際に運転士の訓練にも使われる「かなりガチ」なものだそうです。専用筐体でマスコンがある本格仕様、そのただならぬ雰囲気に「これだけでもやってみたい」と思う人は多そうです。
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