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英国Raspberry Pi 財団が、電源ケーブルとHDMIケーブルさえあれば使えるキーボード一体型「Raspberry Pi 400」を発表しました。発売は2021年春を予定しており、販売価格は単品が8750円、ケーブルやマウスが付属するキットが1万2500円です(価格は税別)。
「ラズベリーパイ」はARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。英国Raspberry Pi 財団が開発し、2012年2月に最初のモデル「Raspberry Pi Model B」がリリース。2014年に廉価版としてModel Aが登場しました。小型で消費電力が少なく、安価で入手できることからプログラミング学習や趣味などで使いやすい製品として知られています。
「Raspberry Pi 400」は多様な機能を搭載。micro HDMI ×2、USB 3.0 ×2、USB 2.0 ×1、WiFi、LAN、Bluetooth 5.0、MicroSDスロットなどを備えています。SoC(CPU)1.8GHzと4GBのRAMを搭載しているので、4K動画再生のような重めの処理も可能です。
サイズはA4用紙よりも小さい286×122×23mm。発表されているものは海外モデルですが、今後は日本向けモデルの発売も予定しているとのこと。
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