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イギリスを拠点に活動するアーティスト、サイモン・オー・ルークさんがチェーンソーで作り上げる木彫り彫刻が、リアルで繊細だと人気を集めています。
チェーンソー・アーティストのサイモンさんは、天使やドラゴン、野生動物などの木彫り彫刻をチェーンソーを使って巧みに作り上げます。
日本で開催されたチェーンソーアートのイベント会場で作った妖精は、チェーンソーで削ったとは思えないほど、表面が滑らかで繊細な羽を持つ妖精に仕上がっています。
サイモンさんは木を治療する樹木医のかたわら、児童向けのイラストレーターとして活躍していました。その両方の経験が組み合わさり、木を使って芸術を表現するチェーンソーアートに挑戦することになったそうです。
今では米国、日本、カナダなど各国のチェーンソーカービング競技大会で数々の賞を受賞するまでになっています。
人を模った彫刻以外にも野生動物の作品も多く手がけています。大きな翼を羽ばたかせるワシの作品は羽毛の1本1本が丁寧に作られており、チェーンソーでここまで細かく仕上げられるのかと驚きます。
サイモンさんのInstagramでは1本の樫の木の枯木から乙女の彫像を作る様子を動画で見られます。高所用作業車のブームリフトに乗るサイモンさんのチェーンソーさばきで、ただの枯木が乙女の姿に変化していく様は見ていて感嘆の声が出そうです。
ちなみにサイモンさんの作品は兵庫県の「ラベンダーパーク多可」にも展示されているとのことで、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょう。
画像提供:サイモン・オー・ルークさん(Instagram/Webサイト)
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