advertisement
米オレゴン州ポートランドを中心に活動するブライアン・モックさんが作り出す不要品が材料のスクラップ像は、幻想的でSFな世界観を持ち、観賞する人を不思議な世界へワープさせてくれます。
ブライアンさんは1990年後半から、金属製品の廃棄物、いわゆるスクラップを使用した彫像を制作しています。もともとは絵画や木彫りによる作品作りをしていましたが、スクラップアートに目覚め、没頭していったといいます。
ブライアンさんは、スクラップを使用した作品作りについて「日常にある古いモノに、彫像として新しい命を吹き込むことは、芸術的に厳しくもあり喜ばせてくれる過程です」と語り、「私の作品は、工夫に富んでいることを強調し、鑑賞者に関与を促すようデザインしています。観覧する人たちの反応は、私の創造性に燃料を注ぎ、私のビジョンに命を吹き込みます」と観賞する人たちとのかかわりを大切にしていることを明かしています。
金属を使用したアート作品なので専門的な溶接の経験が求められそうですが、技術はすべて作品作りを通して身に付けたそうです。
Image Credit:Brian Mock(Instagram)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「金属のみの色彩で生命力をいかに表現できるか」 金属造形作家の生み出す植物が完璧すぎる
これが金属だと……? - 枕投げしてみる? 真っ白な大理石で作られた枕が本物そっくりのふわふわクオリティー
本物の羽根枕じゃないの……? - 流木で作った馬が躍動的すぎる
目をこらすまでもなく馬にしか見えません。 - まるで異世界の生物! 針金で作った動かせる大蛇が神々しい
ゲームに出てきそう。 - ゴルフボールの中は抽象芸術!? カラフルで美しい断面写真に思わず見入る
ゴルフボールの中身って、バリエーションが豊かなんですね。