東洋水産の「マルちゃん正麺」公式アカウント(@maruchanseimen_)が掲載したPR漫画を巡り、一部で批判的な声があがっています。マルちゃん正麺側は反応を受け、当初13日公開予定としていた第2話の公開を延期に。しかし、この対応についても「何が問題なのか」「(批判に)屈しないでほしい」などさまざまな声があがっています。
発端となったのは、同アカウントが11月11日に投稿した「親子正麺」という8ページのPR漫画。漫画家・イラストレーターのながしまひろみさん(@nagashitake)が作画を担当しており(原作はマルちゃん正麺広告制作チーム)、留守番中のパパと息子がお昼に「マルちゃん正麺」を作って食べる――という内容です。副題には「第1話」とあり、予定では13日に第2話が公開されるはずでした。
しかし、漫画を読んだ人からは「ほっこりした」といった感想も多かった一方で、一部で「最後のコマですべてが台無し」といった厳しい反応も。ラストは帰宅したママと一緒に夫婦で食器を洗うコマで締めくくられているのですが、これに対し「お昼に使った食器をなぜ日が暮れてから奥さんと洗うの?」「なんで昼食に使った皿を昼間居なかったママが洗ってるんだろうか……」といった声が寄せられました。
こうした声を受け、マルちゃん正麺公式は13日、「『親子正麺』第1話に関しまして、様々なご意見を頂戴しております。今後の掲載につきまして現在精査しております」とTwitterで報告。漫画の掲載について「しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしました。なお、この記事を書いている14日の時点で、まだ第2話は掲載されていません。
一連の出来事はTwitterでも反響を呼び、14日にはトレンドに「マルちゃん」が入るなど話題になっています。ただ、14日時点での反応を見ると、現在は「マルちゃん正麺ですら炎上と聞いてさすがに狂気が漂ってるとしか思えない」「息苦しい世界」「何故炎上したのか本気で分からなかった」など、“批判にあたる内容ではない”という声も多数。もちろん引き続き「苦情を言うほどのことではないけど(ラストは)嫌いだしがっかりする」といった声もみられ、さまざまな議論に発展しているようです。
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