東海地方に住むブロガーの龍たまこ(@ryu.tamako2)さんが、思わぬところで遭遇した方言について漫画にしています。
福井弁、三河弁、筑後弁の邂逅!
仲のよいママ友2人と一緒に、家でお茶会をしていた龍さん。各自思い思いの飲み物を手に盛り上がっていましたが、ひとりがふと、カフェオレの粉末が底の方に溜まっていることに気付き、「なんかこれ底にいこってるみたい」とつぶやきました。
「いこる」……? 一瞬どのような意味かわからずに固まった龍さん。するともうひとりのママ友が、「それを言うなら『とごる』でしょ?」と返しました。「とごる」……? それもわからない!
龍さんは思わず「待って!! 『いさる』じゃないの!?」と口を出しました。……「いさる」!? みごとに3人のママ友が、全員違う方言を使っていたのです。
よく確認すると、「溶け残った粉などが液体の下の方に沈殿すること」を指す言葉は、福井の方言では「いこる」と言い、愛知の方言では「とごる」と言い、龍さんの出身地である福岡県筑後地方では「いさる」と言い表していることが判明しました。ものすごく限定的な状況で使う言葉ですが、それでも地域ごとにこうも違うのですね。
コメント欄では、この「溶け残った粉などが液体の下の方に沈殿すること」を指す語彙に関する証言が続々と集まりました。三重県では「とごる」、福岡県の筑後・柳川では「ゆさる」、鳥取県西部では「とどむ」「とどる」、静岡県中部では「こずむ」、静岡県浜松では「こどむ」、静岡県西部では「こぞむ」、北海道では「かまさってない」など、さまざまな言い方があるようです。すごいバリエーションだ……!
龍さんたちはその後、さらに方言トークで盛り上がりましたが、そのとき議題に上がった「一番衝撃的な方言」がありました。それは「ホセ」です。
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