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仕事人間が突然無職のホームレスに 「好きなこと」のために働く人に出会って変わる漫画がグッとくる(1/2 ページ)

自分を押し殺して生きていた人が、好きなことのために生きている人に出会う漫画。

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 一日にして仕事も家もなくした仕事人間が、好きなことのために働く人に出会って変わる漫画『六弦∞のコード』が、好きなものを持つことの大切さを気付かせてくれます。作者はコミチに漫画を投稿しているちえむ(Chiem)さん。

生き甲斐 仕事 夢
一日にして無職のホームレスに……

 これまでずっと堅実な生き方をしてきたつかささん。しかし突然会社が倒産し、さらに家まで追い出されて、一日にして無職のホームレスになってしまいました。そこでアパートの大家さんが経営するギターショップに、1週間限定で住み込みのバイトをすることに。しかしもう一人、同じ条件で働く人がいました。それがさくらさん。2人はギターショップの正社員をかけて、一緒に働くことになりました。

生き甲斐 仕事 夢
仕事も家も手に入れるためには、彼女よりも仕事ができることを見せなければ……

 小さい頃から親に言われた通り、勉強していい学校を出ていい会社に入ってと、“立派な人間”になるために頑張ってきたつかささん。一方、さくらさんは明るくて好かれていて、つかささんにはないものを持っています。「いつかこんなギターが作りたい」という夢も。

 つかささんは親から好きなことを否定されてきたのに、さくらさんは好きなギターのために生きている。それがあまりにもうらやましくて、「夢だけ持ってたって仕方ないじゃん」「好きなことで生きてける人なんてほんの一握り」と八つ当たりしてしまいます。

生き甲斐 仕事 夢
羨ましさの反面、八つ当たりしてしまいます

 さくらさんは確かにギターのために働いていますが、それは大事なものを失った彼女にとって、残された唯一のものでもありました。「これさえ追いかけていけるなら、他はあんまり怖くないの」――さくらさんの言葉を聞いて、つかささんの中で何かが変わります。

生き甲斐 仕事 夢
さくらさんにとってのギターは、好きという存在以上のもの

 ただ闇雲に親から言われた通りにしてきてせいで、好きなことさえも見失ってしまったつかささん。さくらさんとの出会いにより、つかささんに課せられた「立派な人間に」という重圧が少し軽くなったようです。

 そして1週間が経ったとき、2人のうちどちらがお店に残るのでしょうか。ぜひ漫画で確認してみてください。

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