「裏表」と「かかと」がない、どの向きで履いてもOKな靴下「HONESTIES ソックス 720°」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場しました。開始から4日で目標の200%を達成しています。
「HONESTIES ソックス 720°」は、裏と表、どちらからでも同じように履けます。裏返しに脱いだとしても、元に戻す手間がかかりません。そればかりか、裏返しで洗濯した方が汗や皮脂汚れが落ちやすいという説もあります。わざわざ洗濯のために裏返さなくても、裏返しで脱いでそのまま洗い、裏返しのまま履くという運用が可能です。
また、かかともなくしているので、向きを考えずに履くことができます。履くたびに爪先やかかとの位置が変わるため、負荷が分散され、靴下の長持ちにつながります。
この構造は、ユニクロの3Dニットでも使われている“ホールガーメント”という技術で実現。ホールガーメントは服を丸ごと成型する技術で、縫い目がなく立体的に編むことができます。筒状に編むと生じてくる「靴下のずれ」や「つっぱり、もたつき」は、伸縮性のある編み方とグリップ力のある編み方を層にすることで解消しています。
開発したのは、大阪の泉佐野にあるHONESTIES。2019年には「裏表のない肌着」や「裏表前後のない肌着」を販売しました。これらの商品を市場に出したあと、発達障がいや視覚障がいのある子どもを持つ親御さんから、子どもの負担が減ると喜びの声が寄せられたそうです。今回の靴下も、開発段階で発達障がいのあるお子さんが試着。「簡単に履けるよ!」とスムーズに着用できました。
プロジェクト終了日は2020年12月9日。ロングとショート、それぞれに黒と紺、S、M、Lの3サイズ(全て男女兼用)が用意されています。
(高橋ホイコ)
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