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「劇場版 鬼滅の刃」を見に来たら、後ろの席から子どもの話し声が――。上映中に静かにしていてくれるか、ちょっと心配になりますよね。そんなドキドキの状況から一転、「映画館で鑑賞してよかった」と思えた出来事を描いた実体験漫画が話題です。
ある日、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を見るためにお子さんと映画館に出かけた和み鈴(@toobeekity)さん。座席に着くと後ろの方から「おかあさん たんじろうのかたなかってー」と小さな子どもの声が……。
映画が始まってもこそこそ話は続いていましたが、物語に集中してくれたのか、いつしか声は聞こえなくなり一安心。そして誰もがかたずをのんで見守る最大の山場に入ったところで、小さな声が聞こえてきたのです。
「きょうじゅろう がんばれ」
それは音楽が止まった一瞬の出来事でした。絞り出すような声援を聞いた和み鈴さんは、「ずっと黙ってみてたけど 今、この時 言わずにはいられなかったんだね」とその子の気持ちを想い、涙が止まらなくなったといいます。
映画館にはいろいろな人がやって来ます。嫌な思いをすることもありますが、漫画のようになステキな体験だって起こりうるのです。和み鈴さんは「あの日、ここで映画をみてよかったです」と晴れやかな気持ちをつづっています。
読者からは「私もその場で見たかった……!と思ってしまいました。映画館で見る映画はやはり特別ですね」「あの場面で後ろからそんな声が聞こえたら僕も泣いてしまうかもしれません。あの日あの時。素晴らしい体験でしたね」と共感のコメントが寄せられました。
画像提供:和み鈴(@toobeekity)さん
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子どもとマネしたい。