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鬼滅の刃、その先の未来へ、エコバッグ…… メルカリが2020年の世相が見える「トレンドワード」を発表

メルカリの使われ方もなんとなく見えてきます。

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 メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において集計した2020年の「メルカリトレンドワード」および「急上昇カテゴリー」「出品ワードマップ」を発表しました。

 今年1年間で、前年と比較して数が急上昇した検索ワード、購入数が大きく増えたカテゴリー、商品を出品する際に特に使用された特徴的なワードが、それぞれまとめられています。

検索数が急上昇した「トレンドワード」ランキング


カードゲーム、強い!

 検索数が急上昇した単語をランキングにした「メルカリトレンドワード」では、第1位が「その先の未来へ」、第2位が「サクナヒメ」、第3位が「ウルトラメダル」という結果となりました。

 「その先の未来へ」はカードゲーム『デュエルマスターズ』のレアカード。「サクナヒメ」はゲームソフト「天穂のサクナヒメ」、「ウルトラメダル」は今年6月から放送されているテレビ番組「ウルトラマンZ」に登場するアイテムと、ゲームやおもちゃに関する検索ワードがトレンドとなっています。

 特に、カードゲームに関する単語は、5位の「ナウオアネバー(デュエルマスターズ)」、7位の「um12(スーパードラゴンボールヒーローズ)」、9位の「ワンパチ(ポケモンカードゲーム)」と、上位に多数ランクインしています。

2020年に購入数が伸びたカテゴリーは「エコバッグ」


スケートボードなど、密を避けつつ外で遊べるアイテムもランクイン

 2020年に購入数が大きく伸びた商品カテゴリーをランキングにした「急上昇カテゴリー」では、1位が「エコバッグ」、2位が「生地/糸」、3位が「少年漫画」という結果となりました。

 エコバッグは、今年7月からスタートしたプラスチック製買い物袋有料化を受けて1位となりました。

 2位の「生地/糸」、3位の「少年漫画」からは、外出を自粛し家で過ごす人が増えたことの影響が見てとれます。また、5位の「デスクチェア」、8位の「ディスプレイ」も、在宅で仕事をする人が増えたことからランクインしました。

出品の際によく使われた「流行語」は?


まあやっぱり、鬼滅の刃ですよね……

 ランキングと同時に、メルカリ内で商品を出品する際に使用されたワードのうち、今年特に使用されたものまとめ、その頻度に応じた大きさで表現した「出品ワードマップ」も発表されています。

 大きく目立つのは、「鬼滅の刃」「あつまれどうぶつの森」「ツイステッドワンダーランド」といった人気コンテンツ。そのほか、「冷蔵庫」や「電子レンジ」といった家電関係のワードも観られます。

 またジャニーズのアイドルグループである「SixTONES」や、オーディション番組からデビューしたアイドルグループ「NiziU」、韓国語でヨンサントンファと呼ばれる映像通話でのファンイベントを日本語で略した「ヨントン」など、アイドルに関連した出品キーワードが多数見られました。


 ゲームやアイドルといった娯楽関連アイテムの強さが伺えつつ、コロナ禍の影響もじんわりと見える今年のメルカリの急上昇ワード。メルカリを使っている主要層の嗜好や年齢を反映しつつ、世相を反映したものになっていると言えそうです。

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