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大雪で閉じ込められた関越道に“せんべい差し入れ” 称賛集める「味しらべ」岩塚製菓に経緯を取材した(1/2 ページ)

岩塚製菓とドライバーの行いに感謝するツイートが拡散されています。

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 12月17日〜19日にかけて、新潟・群馬県境付近の関越道では大雪による通行止めが発生し、大量の車両が丸1日以上閉じ込められる事態に発展しました。そうした中、「味しらべ」で知られる岩塚製菓の担当ドライバーが周囲の車両に煎餅(せんべい)をおすそ分けしたことで、Twitterでは称賛と感謝の声が上がっています。

 ねとらぼでは岩塚製菓に経緯を取材しました。


配られたお菓子(画像は公式サイトより)


 12月17日、岩塚製菓の担当ドライバーからお菓子を受け取ったTwitterユーザーが感謝の言葉を投稿したところ、ツイートは瞬く間に拡散され、同社の行いをたたえるリプライが相次ぎました。

 ねとらぼの取材に対し、岩塚製菓は以下のようにいきさつを説明しています。

岩塚製菓 弊社が業務を委託している「魚沼運輸」のドライバーさんから「通行止め解消のめどが立たず、大幅な遅延が見込まれる」「長時間の立ち往生で何も食べられない状態」と報告が入り、生産管理部が「商品を食べていい」と許可しました。ドライバーさんの判断で周囲の車にもお菓子をお渡ししたという経緯です。




 ドライバーを気の毒に思った岩塚製菓と、その気持ちを“おすそ分け”したドライバー、2つの優しさが重なり合って生まれた豪雪の中の心温まるやりとり。ツイートが話題になって以降、岩塚製菓にも多くの反響が届いているとのことで、同社は「うれしいお電話やメール等、大変多くの方からご連絡をいただいており感謝申し上げます。これからも皆様のご期待に沿えるよう、鋭意努力してまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」と感謝を述べました。

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