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シンジ「ガッデム乗ってやるぜ!」 米国の低予算番組が作った「5分で分かる新世紀エヴァンゲリオン」がツッコミどころ満載(1/2 ページ)

安定のMega64クオリティー。

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 半端にハイクオリティーなゲーム再現パロディーで人気の「Mega64」が、なぜか「新世紀エヴァンゲリオン」のパロディー動画をYouTubeに公開。「5分で分かる新世紀エヴァンゲリオン」として、第壱話「使徒襲来」から最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」までを忠実に再現……できてないよ! なんでシンジが14歳の少年じゃなくておっさんなんだよ!


 チープなきぐるみで再現したエヴァや使徒をはじめ、全編ホームメイド感あふれるつくり。アメリカンかつギャグ寄りなノリなため、「逃げちゃダメだ」といったシリアスな葛藤をすっ飛ばして「ガッデム乗ってやるぜ……!」と即断即決でエヴァに乗るシンジが笑いを誘います。

シンジ

誰が誰だかギリギリ分かるキャスティング

頑張りが伝わってくる

「コングラッチュレーション」

 タイトルには「5分で分かる」と付いていますが、Mega64流のジョークなのか、なぜか動画尺は10分以上。Mega64が「今年のロックダウン中は丸ごと実写版エヴァのリメイクに費やしました」と豪語するだけあり、攻撃されたエヴァの腕がちゃんとちぎれたり、サキエルやゼルエルといったおなじみの使徒たちが原作準拠なシチュエーションで倒されていくなど、細部のこだわりが光ります。ラストには旧劇場版の予告も入っており、続編動画「5分で分かるTHE END OF EVANGELION」の公開にも期待が高まります。

「5分で分かるTHE END OF EVANGELION」が公開予定らしい
完成していたの……?

 「5分で分かる新世紀エヴァンゲリオン」の公開日は、くしくも本家「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の関係者向け試写が始まったのと同じ12月21日。オリジナルスタッフが目にしたら激怒不可避な内容なので、試写会対応のため動画に気付かないことを祈るばかりです。

 この動画はゲリラ撮影されたもののようですが、Mega64では過去に「マリオ」や「ゼルダ」の生みの親である宮本茂さんや、「メタルギアソリッド」シリーズの小島秀夫さんなど日本のクリエイターとコラボした動画も公開しており、それらもYouTubeで見ることができます。

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