あさりよしとおの名作学習漫画『まんがサイエンス』、フランスでアニメ化 「日本でも見たい」と期待の声(1/2 ページ)
ずいぶんグローバルな雰囲気になったけど、これはこれでかわいい。
あさりよしとおさんの科学学習漫画『まんがサイエンス』が、フランスでアニメ化されるとの発表がファンを沸かせています。公開時期等は未定で、新タイトル「Wonder Wai(原題)」として制作中。
『まんがサイエンス』は1987年以来、学研の『科学』や『大人の科学マガジン』で展開。「伝染病に明るい『伝染マン』」や「火星人の『火星太郎』」など、毎回のテーマにぴったりの専門家(怪人)が突然登場し、子どもたちの疑問に分かりやすく答えるユニークな構成で親しまれています。
フランスでは「Pika」という出版社から翻訳・出版されており、今回は同国のスタジオ「Ellipsanime」によるアニメ化が決定。日本アニメ「ひるね姫」にも参加したフランスのアニメーター、アナイス・シュヴィヤール(Anais Chevillard)さんが監督を務めます。
「Wonder Wai」は『まんがサイエンス』を原作に、いろいろなルーツを持つ子どもたちが登場するグローバルな装いに。「専門家」の役割は、「DOC」という博士キャラが1人で担うようです。ただ、ティーザームービーには昆虫の解説時に顔が虫に変わるシーンもありますし、あらゆる専門家を兼ねる合体怪人のような存在なのかもしれません。
このフランス版『まんがサイエンス』のニュースは、フランスのアニメ情報サイトCatsukaがきっかけで広く拡散。「フランスでアニメ化とは感慨深い」「海外に先を越された」「デザインは全然違うけど、原作のテイストは健在」「これぞEテレに求められるもの」「Netflixとかで日本でも見られたらいいな」など、さまざまな声が上がっています。
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