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フィンランドの折り紙アーティストが1枚の紙から作った侍が精巧すぎて、時間を忘れて細部まで見入ってしまいます。
製作にかかった時間はおよそ3カ月。時間を掛けてデザインと折る作業を進めて、作品として完成します。全方位どの角度から見ても丁寧に作られており、作品作りへのこだわりが感じられます。
侍の折り紙は、縦横95センチの紙からできています。ハサミなどは使っておらず、手で折り目をつけ、細かい道具で紙をしめらせ、ドライヤーで乾かすことでポーズを固めています。
YouTubeの動画では、別の侍を50時間かけて仕上げる様子を公開しています。1枚の紙を折り始めるところから、完成するまでを眺めていると、キャラクターの装飾品にある細かいシワが、繊細な指先の作業で完成した作品だとよく分かります。
Instagramでは侍だけでなく、甲冑を着た騎士や弓矢使いなど、中世ヨーロッパを舞台にしたファンタジー世界に出てきそうなキャラクターたちが公開されています。緻密で美しい見た目ながら、折り紙ならではのどこかかわいらしい雰囲気もただよっているすてきな作品です。
画像提供:Juho Könkköläさん
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アール・ヌーヴォーを思わせる有機的なデザインが、折り紙とよく合っています。