帝国ホテル東京は、ホテルならではのサービスや設備を活用して暮らせる新事業「帝国ホテル サービスアパートメント」を開始します。月額36万円で帝国ホテルに住めるのが特徴。2月1日に予約受付をスタートし、3月15日から入居可能となります。
「帝国ホテル サービスアパートメント」は、ホテルのリソースを活用し、旅館業法下で行う「ホテル内サービスアパートメント」事業。アパートメントと言っても賃貸契約は不要で、都心での生活を身軽にスタートできます。客室内にキッチンや大型冷蔵庫などはなく、代わりに専属サービスアテンダントによる24時間対応サービスを設置。生活に必要な食事や洗濯などをサブスクリプション方式で提供します(別料金)。なお、滞在に利用する部屋は、タワー館の客室3フロアの一部を改修し、99室のサービスアパートメントとして生まれ変わらせたものです。
利用料金は、スタジオタイプ(約30平方メートル)の場合、月額36万円(7月15日までの金額で税・サービス料込み、以下同)。短期滞在の場合の最低宿泊日数は5泊で、その場合の料金は15万円(6日目以降は1泊3万円)です。このほか、コネクティングスタジオ(約34+36平方メートル、月額72万円)や、プレミアスタジオ(約50平方メートル、月額60万円)も選択可能です。
アパートメントフロアには共同利用スペースの「コミュニティルーム」を設置し、朝食のパンを無料で提供するほか、洗濯乾燥機、電子レンジなどを自由に利用できます。また、サブスクリプション方式で提供するサービスアパートメント利用者専用の食事メニュー(ルームサービス)の料金は、30日間で6万円、7日間で3万円です。シャツ、ブラウス、インナー類などのランドリーサービスは30日間で3万円、7日間で1万円となります。
このほか、ホテル内設備として、ホテルラウンジでのコーヒーまたは紅茶の提供、駐車場、フィットネスセンター・プール・サウナ、ミーティングルームや、オフィスワークに便利なビジネスラウンジなどが無料で利用可能です。
なお、帝国ホテルはこの事業について、エグゼクティブ層を中心とした“第2の仕事場”としての利用のほか、企業規模でのBCP対策や、富裕層のセカンドハウスなどの需要を見込んでいるとのこと。こんなところでテレワークできたらなあ……。
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