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ジャニーズ事務所が、所属タレントの名前を使ったクラウドファンディングについて注意を促しています。
同事務所は、所属グループやタレントの名前などを使ってクラウドファンディングで資金を募るプロジェクトが散見されるようになったとし、応援を形にしようとすることはありがたいものの、このような活動には懸念もあると述べています。
「たとえ善意による応援や意見表明等であっても、出資等の金銭を伴うものである場合にはトラブルに発展する可能性を否定することができず、具体的な事案が発生することを危惧しております」(ジャニーズ事務所)
このため、同事務所の関与しないクラウドファンディングプロジェクトについては内容を慎重に確認するようにと呼びかけています。また、トラブルを事前に防止する意味でも、事務所公式の組織や企画を通じてタレントを応援することをお願いしています。
最近では、嵐に感謝する新聞広告を掲出するとして資金を募ったクラウドファンディングプロジェクト(既に終了)が話題になり、主催者に関する情報が不明など疑問も指摘されていました。
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