図書館などで借りた本に付箋を使うと、のりが残って時間がたつと変色する可能性が。「返却すると分かっている本にはあまり付箋を使わない方がいい」と注意喚起するツイートに「変色するなんて知りませんでした」など驚きや納得の注目が集まっています。
ろぎお(@hondan_rogio)さんは、本のページが黄色くにじんだ写真に、「これ何だかわかりますか?」の一文を添えてツイート。黄色い汚れは付箋の跡のようです。付箋はたとえ剥がしたとしても、薄くのりが残り時間とともに変色してしまう場合があります。図書館や他人から借りた本などには、付箋を使わないよう注意が必要です。
借りた本に付箋を貼って利用する人は時々いるようで、図書館で本の修繕を手掛ける人からは「注意喚起、ありがとうございます」と声が寄せられています。なんでも付箋は剥がしたあとにのりが残り、ページがくっついてしまうこともあるとのこと。古い紙ではシール剥がしを使ってもうまく取れないようで、歴史的な資料を取り扱う際には特に気を付ける必要がありそうです。
具体的な解決策としては、紙のしおりや短冊が提案されています。図書館が用意している場合もあるようですが、ろぎおさんは「必ずあるというわけではありませんので、過剰な問い合わせなどはくれぐれもなされませんように」と配慮の一言を添えました。
ツイートへの反応には「子供たちの辞書は付箋でビラビラしてます。付箋が多いほどすごく調べた証らしい」と学校で付箋を使う習慣を身につける場合もあるというコメントもあり、購入した本と借りた本との使い分けを周知していくことが大切だと気付かせてくれます。また、小さな紙切れで簡単に作れるしおりの作り方なども紹介されていて、参考になります。
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