太宰治の「少年時代の落書き」が商品化 知られざる絵心がTシャツやトートバッグに発現

本人もさすがにこの未来は想像しなかったのでは。

[沓澤真二，ねとらぼ]

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

　太宰治が少年時代に描いた落書きがグッズ化されました。文才だけでなく絵心も？

授業中に描いた先生の似顔絵かな？

ほかにも味わいのあるイラストがTシャツに

　青森県の活性化を目指す地域団体「社中」が、太宰治（本名：津島修治）の末裔津島家と、弘前大学附属図書館の許可の下に商品化。同館の収蔵品、太宰が使った修身と英語のノートの落書きを、Tシャツやトートバッグにプリントしています。

　絵柄は修身のノートから4種、英語ノートから3種をピックアップ。どれもデフォルメの効いた人物画で、太宰も退屈しのぎに先生や友人を描いたりしたのかな？　などと想像がふくらみます。

2009年に津島家から弘前大学附属図書館へ寄贈されたノート

表紙の裏側に描かれた、とぼけたテイストの絵をTシャツ等にデザイン。選ばれたのは描きかけのほうでした

英語ノートの落書きはアーティスティックな傾向

　現在はTシャツ（4100円）とトートバッグ（2480円）が社中のサイトで販売中。今後もシューズやマスクなどさまざまなグッズが予定されています。

Tシャツはホワイト、杢グレー、ライトピンク、アーミーグリーンの4色

パーカーは現在品切れ。色はホワイト、ナチュラル、ライトピンク、ゴールド。ゴールドのみ6660円で、ほかは5860円

キャンバス地の肩掛けトートバッグ。サイズは横幅36、高さ37、マチ11センチ

価格は全て税込