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気象庁の公式サイトが閲覧できない状態になり応急措置で対応 AWS障害が原因
正常に復旧したと報告。防災情報については24日から運用開始予定だった新しいページを公開して対応していました。(追記あり)
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気象庁の公式サイトが20日0時55分ごろから閲覧できなくなりました。一部復旧したものの、最新の気象データや地震など一部コンテンツが閲覧できない状態が続いています(20日9時時点)。同庁は防災情報については2月24日から運用開始予定だった新しいページを前倒しで利用する措置をとっています。
米Amazon Web Services(米AWS)が提供するクラウドサービス「AWS」の障害が原因とみられていますが、同庁は関連性も含めて確認中としています。AWSを利用するオンラインゲームの一部なども利用しづらい状態になりましたが、障害は5時過ぎまでには大部分が解消したと発表されています。
気象庁で現在閲覧できないコンテンツは「高温注意情報」「2週間気温予報」「早期天候情報」「紫外線情報」「黄砂情報」「推計気象分布」「波浪実況・予想図」「長周期地震動情報」「各種データ・資料のコンテンツ(最新の気象データ等)」「知識・解説の一部コンテンツ」など(2月20日9時現在)。
2月20日11時追記(復旧に伴い、タイトルなど一部修正しました)
気象庁は0時55分頃から発生していた公式サイトの障害について、10時50分頃に復旧したと報告しました。原因についてはAWSの障害との見解を示しています。すでに閲覧できないコンテンツも含め、最新の情報が正常に掲載されています(リリース)。
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