エンドレスバブ(@endlessbabu1)さんがTwitterで連載中の「2000年代女児のおもいで」を描いた漫画が、ねとらぼGirlSideで読めるようになりました!
心の奥にしまっていたキュンとした気持ちが懐かしさとともに迫りくるコミックエッセイをどうぞお楽しみください。
漫画家に憧れて
現在アラサーのバブさんが小学生だったころのお話です。自由帳にかわいい女の子を描くのが趣味だったバブさん。絵を描いているうちに漫画家に憧れたバブさんは、もっと上達しようと小学校のイラストクラブに入部します。
イラストクラブの部長は、絵がとても上手な上級生。「部長…私の漫画…辛口チェックお願いします!!」と、勇気を出して自由帳に描いた漫画「モでるコレクションっ!」を部長に見てもらうことにしました。
バブさんの漫画を読んだ部長は「これ…ちゃおのマネだよね」「タイトルも話もそっくり あと表紙込みで8ページは少ない」と的確なコメントを次々と繰り出します。
部長に「次はしっかり描いて!オリジナルで!!」と言われたバブさん。帰宅後、部長から言われた言葉を思い出しながら、「プロを目指すならもっと自分で考えなきゃ…」と思い悩みます。
自分の作品と部長の上手な作品を比較したバブさんは、放課後の公園や駄菓子屋さんに部長の姿がないことを思い出し、部長は自分が遊んでいる間にも制作を続けていることに気がつきます。自分で自分を甘やかしていると思ったバブさんは、一念発起して漫画を描き始めることに。これが、バブさんにとって人生初の完徹となったのでした。
次の日の朝。寝ずに漫画を書いていたところをお母さんに見つかったバブさん。速攻でベッドに向かわされたものの、布団の中でしばらく新作を描き上げられた余韻に浸るのでした。
お昼になって目覚めたバブさんは、描き上げた漫画を読み返してみることに。しかし、徹夜で仕上げた作品は「起きて読んだらきもい」と感じる内容だったのです。これ、深夜あるあるだ……!
真夜中はなぜか“ロマンチックバグ”が起こるもの。大切な手紙や日記、創作はなるべく明るいうちに……そう学び、少し大人になったバブさんでした。
「2000年代女児のおもいで」は、Twitterで最新話を公開中です。
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