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「爆弾処理とかしてる場合じゃねえだろ!!!」 爆弾解除の“タイムリミット”に焦る警察官の漫画が秀逸(1/2 ページ)

最後まで読んだ後でまた読み返したくなります。

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 ある緊急事態の中で、爆弾の解除に臨む警察官を描いた漫画「タイムリミット」が好評です。作者は漫画家の天野リサ(@amano1972)さん。


爆弾処理を急ぐ事情とは……

 あと1時間で爆発する時限爆弾を解除するアリマ巡査部長。元爆弾処理担当の彼には十分な時間でしたが、彼には焦る理由がありました。それは妻が出産中でもうすぐ子どもが生まれそうだから。

 「もう爆弾処理とかしてる場合じゃねえだろ!!!」「してる場合に決まってんでしょ!」。慎重に解除していたら子どもが生まれてしまうと焦る彼を、応援に来たミレイ巡査はもっと真剣にやるよう叱ります。

 ミレイには、生まれる前に父親を亡くした過去がありました。写真や動画の中でしか父の姿を知らない、父に名前を呼んでもらったことがない――そんな悲しい思い出を語り、娘のことを思うなら死なないことを第一に考えてほしいと諭すミレイ。その言葉に、アリマは冷静さを取り戻します。


生まれる前に父親を亡くしたミレイの重い言葉

 アリマは爆弾解除に成功するのか、そしてミレイが何者なのかはぜひ漫画で確かめてください。最後まで読んだ後で、もう一度読み返したくなる物語には、「美しい構成の作品」「最後驚いちゃった」と賛辞が寄せられています。

 同作は2020年に『少年サンデーS増刊8月号』に掲載された読切作品。他にも天野さんの読切作品「クインズシティの死神」「妖艶美酒」をWebで閲覧できます。

(C)小学館

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