advertisement
ゲレンデでの滑走データを保存できるポータルアプリ「yukiyama」で3月26日に不正アクセスが発生し、サーバ上のユーザーの全画像データ、滑走ログファイルなどが消失しました。なお、個人情報の流出は一切ないとのこと。
運営会社のユキヤマによると、外部からの不正アクセスによりサーバ内の画像データを格納するフォルダが全て消失。これに伴い、全ユーザーのアイコン画像と投稿画像(png、jpg形式)、全滑走ログファイル(滑走時の緯度、経度、標高情報が含まれたcsv形式)が失われました。
被害に伴い、サービスは一時利用が不可能となっていましたが、3月27日時点で復旧済み(一部まだスキー場の画像が表示されない部分あり)。同社は「サービスを利用されているユーザーの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけした事、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」とコメント。
今後は再発防止策として、認証強化の業務改善や、第三者機関による対策チェック、サービスに関する全情報を定期的に別サーバにバックアップするといったセキュリティ強化を行うとしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「Twitterのアカウントを乗っ取られた」 海外から不審なログイン、自分のアカウントからはじき出され……実体験漫画に反響
2要素認証など対策を。 - PayPay、サーバへの不正アクセスを発表 加盟店や従業員の情報など2000万件にアクセスされた可能性
情報が利用された事実は現時点で確認されていません。 - カプコン、最大約35万件の個人情報が流出した可能性 不正アクセス被害の状況を報告
従業員および元従業員の個人情報9件の流出が確認されています - イベント管理アプリ「Peatix」、不正アクセスにより個人情報最大677万件流出と発表
利用していた人はご注意を。 - 50万円で「キャンセル不可」も 詐欺まがい横行の「PS5」高額出品問題、Amazonは「常時モニタリングをしている」
現在は高額出品は一掃されており、購入してしまった場合でもキャンセル可能になっているとのこと。