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地球から遠く離れた星で暮らす宇宙人が、地球に住む人間に恋する切ない漫画「10000光年双眼鏡」がプラネタリウムの配信番組として映像化されました。
同作は鳴海アラタ(@arata50)さんが2020年5月にTwitterで公開し人気に。地球よりも発展した文明で暮らす女の子シヒルが、はるか先の先1万光年先まで見える双眼鏡を手に入れ、地球を観察するうちに男の子に一目ぼれしてしまうという物語です。彼女はストーカーのように寝ても覚めても彼の様子を追いかけ、ついには規則を破ってまで地球へ足を運びますが、その結末は悲しく切なくも、心が温かくなるようなものでした。
映像化作品ではシヒルと一緒に全天周アニメーションで旅を体験できます。声優にはシヒル役として「呪術廻戦」釘崎野薔薇役などを演じる瀬戸麻沙美さん、コンシェルジュ役は千葉翔也さんが起用されています。
上映は4月1日から「バンドー神戸青少年科学館」(兵庫県神戸市)で開始しており、今秋からは「新潟県立自然科学館」(新潟県新潟市)でも上映を予定しています。上映時間は約26分。全天周CGで原作漫画の「ぱひー」を体験できそうなイベントです。
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